“家を持つ”を、もっと自分たちらしく。LIFULL HOME’S「LGBTQのためのマイホーム相談会 -FRIENDLY DOOR FES-」に参加しました

「パートナーと一緒に住む家を買いたい」

そう思ったとき、最初に浮かぶのは、間取りやエリア、予算のことかもしれません。
けれど、LGBTQ+当事者や同性カップルにとって、住まい探しにはその前に立ちはだかる不安があります。

不動産会社の窓口で、ふたりの関係性をどう伝えたらいいのか。

パートナーと一緒に住宅ローンの相談ができるのか。

そもそも、自分たちの暮らしを前提に話しても大丈夫なのか。

家を探すことは、ただ物件を選ぶことではありません。
これから誰と、どんな日々を重ねていきたいのかを考える、人生の大切な選択のひとつです。

そんな住まい選びの不安に向き合い、安心して未来の暮らしを考えられる場として開催されたのが、LIFULL HOME’S主催の「LGBTQのためのマイホーム相談会 -FRIENDLY DOOR FES-」でした。


“家を持ちたい”の前にある、見えないハードル

今回の相談会について「知識も、カミングアウトする不安もある」という声に応える場。

LGBTQ+当事者の住まい探しに理解・知見のある複数の不動産会社に、理想の住まいや将来の暮らしについて相談できる機会が用意されていました。

また、住宅購入に関するセミナーも開催され、これから住まいを考えたい方にとって、情報を知り、相談先と出会える時間となっていました。

住まい探しにおいて、LGBTQ+当事者が感じる不安は、ただ「家が見つかりにくい」という話ではありません。安心して相談できる場所、比較できる情報、そして自分たちの暮らしを前提に話せる環境が、まだ十分に整っていないということ。

今回のFRIENDLY DOOR FESは、そんな見えにくいハードルに対して、具体的な選択肢を届けるイベントでした!


「LGBTQのためのマイホーム相談会 -FRIENDLY DOOR FES-」とは?

今回開催された「FRIENDLY DOOR FES」は、LIFULL HOME’Sが提供する「FRIENDLY DOOR」の取り組みの一環として行われた、LGBTQ+当事者や同性カップルに向けたマイホーム相談会です。

イベントでは、LGBTQ+当事者の住まい探しに理解・知見のある不動産会社や、住宅購入に関する専門家が集まりました。

住宅購入の基礎知識を学べるセミナーや、実際にマイホームを購入した先輩カップルによる体験談を聞けるゲストセミナーに加え、希望条件に合わせて不動産会社へ直接相談できる個別相談会も実施。

マイホームに関する「知る」「相談する」「比較する」を1日で体験でき、住まいについて漠然と不安を抱えている方にとっても、具体的な一歩を考えるきっかけになるイベントとなっていました。

<イベント概要>
「LGBTQのためのマイホーム相談会 -FRIENDLY DOOR FES-」
 
開催日時 
 2026年5月16日(土)・17日(日)10:00〜18:00

会場
 LIFULL Table 東京都千代田区麹町1-4-4 1F

出展企業(※五十音順)
 株式会社コスモスイニシア
 大和ハウス工業株式会社
 東急不動産株式会社
 野村不動産ソリューションズ株式会社

トークセッション登壇企業(※五十音順)
 株式会社IRIS
 ユクエテラス株式会社(by for the rainbow)

協力パートナー(※五十音順)
 CHOICE.(合同会社rare.)
 PIAMY(株式会社アルトレオス)


LIFULL HOME’S 「FRIENDLY DOOR」

FRIENDLY DOORでは、高齢者、外国籍、LGBTQ+ 、生活保護利用者、シングルマザー・ファザー、被災者、障害者、家族に頼れない若者、フリーランスなど、さまざまなバックグラウンドで住まい探しに困難を抱える方々に対し、親身になって住まい探しの相談に応じる不動産会社と入居相談可能な物件を検索できるサービスを提供しています。

FRIENDLY DOORが提供するのは、単なる「物件情報」や「不動産会社情報」ではありません。 「ここでなら、自分たちの状況や希望を、安心して話していい」という、心からの「安心感」を提供したいと思い、つくられているサービスです。


CHOICE.メンバーもスタッフとして参加しました

今回、CHOICE.メンバーもスタッフとしてイベント運営に参加させていただきました。

私たちCHOICE.が目指しているのは、性別や性自認にかかわらず、すべての人が自分らしく暮らせる「選択肢」をつくることです。

服を選ぶこと。
働く場所を選ぶこと。
誰と暮らすかを選ぶこと。
そして、どんな家で生きていくかを選ぶこと。

どれも、日々の暮らしに欠かせない大切な選択肢です。

CHOICE.の中でも「住まい」は、同性カップルやトランスジェンダーの方の賃貸・住宅購入に関わる重要なテーマとして捉えています。

だからこそ今回、来場された方が少しでも安心して会場に入り、必要な情報や相談先に出会えるよう、受付や案内などの運営をお手伝いさせていただきました。

CHOICE.メンバーの声
多くの方がセミナーや個別相談に来ていて、住まいに関する不安や、情報を求める声の大きさを感じました。CHOICE.としてできること、たくさんの選択肢を届ける活動の意義を再確認できた時間でした!


会場にあったのは、「話しても大丈夫」と思える空気

会場で印象的だったのは、単に物件情報や住宅ローンの知識が得られるだけではなく、「ここなら話しても大丈夫」と感じられる空気があったことです。

通常の不動産相談では、関係性をどう説明するか、相手がどう受け止めるかを考えるだけで、緊張してしまう人もいるかもしれません。

けれど、今回の会場では、LGBTQ+当事者や同性カップルの住まい選びに理解のある企業や専門家が集まっていました。

・自分たちの関係性を、無理にごまかさなくてもいい。
・将来の暮らし方を、否定されずに話せる。
・わからないことを、わからないまま聞ける。

その安心感があるだけで、住まい選びは「怖いもの」から「未来を考える時間」に変わっていくのだと感じました。

CHOICE.メンバーの声
普段なら聞きづらいことも、ここでは最初から前提として受け止めてもらえる。その安心感があるだけで、住まい選びのハードルは大きく下がるのだと思いました。相談を終えた方の表情がやわらいでいたり「相談できてよかった!」と笑顔で話している姿を見て、すごく大事な機会を提供できているのだと思いました!


FRIENDLY DOOR FESに参加して感じたこと

今回のFRIENDLY DOOR FESは、住まい選びに不安を抱える方にとって、情報と人に出会える優しい時間でした。

そして同時に、企業・専門家・当事者・支援者が同じ場所に集まり、「どうすればもっと安心して住まいを選べるのか」を一緒に考える場でもありました。

住まいの選択肢が増えることは、人生の選択肢が増えること。

・自分たちらしい暮らしを、最初から諦めなくていい。
・相談してもいい。
・わからないことを聞いてもいい。
・未来について考えてもいい。

そんなメッセージが、会場全体に広がっていたように感じます。

主催のLIFULL HOME’S様、関係者の皆さま、出展企業の皆さま、そしてご来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

今回のように、企業・専門家・当事者・支援者が同じ場所で出会える機会が増えていくことで、住まい選びに不安を感じる方にとっても、より良いサービスを届けたい企業にとっても、新しい選択肢が広がっていくはずです。

次回以降も、こうした場が継続して広がっていくことを、CHOICE.としても楽しみにしています。


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